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2026年

自作コンテアプリと脚本エディタ

以前紹介した自作のコンテアプリ「プリプロ名人」、日々進化しています。新作のビデオコンテ作りに使っています。

画像は新しく搭載した『タイムラインを複製』機能をオンにして編集しているところです。遠く離れたところ同士が編集しやすくて便利です。

ブラウザ版:https://soku-conte.pikoponpoko.workers.dev/

脚本エディタの「おはなし名人」も新しく作りました。映像で行き詰まった時にいったん文章で練り直したい時があるのですが、これで直した後に「プリプロ名人」に戻すと変更が反映される仕組みです。(あんまり大幅な変更だとついていけないかもなので、そこは今後のアプデにご期待あれです)

ブラウザ版:https://togaki.pikoponpoko.workers.dev/

デスクトップ版(Winユーザーなので今のところexeのみ):https://github.com/pikoponpoko/togaki/releases/tag/v0.1.5

冗談半分で「名人」と名付けたものの、シリーズになってくると本気でダサい感が出てきたので名前は変える予定です。

「脚本名人」はおこがましいから「おはなし名人」にしたところに私の善性を感じていただきたいです。

エモーショナルホームページ

5年連用日記を使っていたとき、過去の同じ日を毎日振り返れてエモーショナルでした。
あれ良かったなと思い出し、ブログ記事の下部に過去の同じ日の記事が表示されるようにしました。

私がしみじみできるだけのアップデートです。

突然ですが、最近観た映画の感想を書いていきます。

アノーラ

(ネタバレかもなので、注意です)浮かれポンチの時期を頂点として、ラストにかけてのボンボン(主人公の恋人)の急激なテンションの下がり方に無責任さがにじみ出ていて、いるのかもなぁ…こういうボンボンと思った。主人公が一人で生きていけると強がっていてもしっかり傷付いてしまうところに共感。ラストシーンがすごく良かった。
(アダム・エリオット監督のおすすめ。新潟国際アニメーション映画祭2025にて)

我々は宇宙人

描写がとにかく繊細。耳が太陽で赤く透けてたり、細かい。
途中で「これまでの人生を別視点で最初から振り返る」ターンに入った時に辛くなったけど、ラストは晴れ晴れとした気持ちに。
小学生時代の暁太郎の手が子供らしくふっくらしているのが切なくて泣いてしまった。
監督が20代と若く、メインアニメーターの方はモデルもされてる美しい人で、そんな人たちいるんだ…と衝撃を受けた。
作中で懐かしアイテムとして出されてるであろうポケモンが自分的には最近のポケモンだった…。

ちいかわ 人魚の島のひみつ

原作を読んでから観たら、分かりやすく工夫されているポイントが感じられて楽しかった。アニメーションも音楽もとても良かった。「くつずれ」が特に名曲でずっと聴いている。夏休みで孫と祖父母で来ている人たちが多い中、まず一人で観て、そのあと特典の小冊子がほしくて夫ともう一回観た。水が出てきて、夏っぽくてよかった。

ダウンタイム

手術シーンがグロかったけど、メスを入れられているのは人形らしい。全然わからなかった。
主人公の口が悪すぎた。この環境からよく医者になれたなと思ったけど、凛先生と見つめ合いながら別々の手術するシーンが少年漫画っぽくもあり、百合っぽくもあって熱かった。あんな天真爛漫なお母さんの元に生まれてキツそうだけど強く生きていた。
終盤に主人公が闇金と海に行くとき、口紅を塗っていたから恋愛に発展するのかと思ったけど違った。

ホームページを引っ越しました

見た目は変わっていませんが、WordPress(ぴこぽん)からCloudflareにサイトを移しました。
それに伴い、2008年にサイトを開設して以来ずっと維持してきた『ぴこぽん』というサイト名をやめ、ドメインとともに自分の名前にしました。

「ぴこぽん様~」という書き出しでメールを頂くことが稀にあったのと、自分の名前の方がポートフォリオサイト感が強まるぞと思ったのでこの機に変えました。

去年、プログラムでご一緒した作家さんがClaudeでホームページを作ってるよと仰っていたのにずっと触発されていたのですが、やろうと思い立って半日ほどで移行作業は終わりました。なにげに18年もの歴史あるサイトで、ブログ記事が1300本、画像が3000枚ほどあったため、自力だったら一週間はかかっていたことでしょう。スマホから更新しやすくなったので嬉しいです。あと、ずっと課金をやめられなかったWordPress用のホームページビルダーのプラグインからついに卒業できました。

AIで色々作るの、ずっとやってしまうと思いきや、だいたい2日で週間制限に引っかかるため、あとの3日はやるべきことをやるしかなくて意外に健全な日々を送っています。デジタルに興味を持つと肉体に興味がなくなり、魂の気の向くままにチョコザップを休会申請しましたが、11月から休会なので意外とまだ通っています。

アイボリー色のホームページだと、あぁClaudeで作ったんだね。となりそうですが、前からこういう色が好きでアイボリーでした。でも、アイボリー=AIの作るツールの色っていう感じに最近ちょっと常識を改変されてきているので、色も変えたくなってきました。もっと凝った感じにもしてみたいです。

アニメーション制作支援ツール『プリプロ名人』

アニメーションのプリプロダクション支援ツール『プリプロ名人』を作りました。

https://soku-conte.pikoponpoko.workers.dev/

専用の絵コンテ用紙に描いてスキャンすると、描いた絵はもちろん、トランジションやカメラワーク、台詞などの情報をタイムラインに一瞬で並べられるツールです。ブラウザアプリなので、PCでもモバイル端末でも使えます。インストールすればアドレス欄も見えなくできます。

専用のコンテ用紙(メニューからDL可能)。ざっくり流れを掴みたい時は『小』を、細かく描きたい時は『大』を使います。この他にもパン用とかレイアウト用の用紙もあります

絵コンテは紙に描く派なのですが、スキャンした後、絵だけ切り抜いてリネームし、AeやExcelに並べるなどの『描いた後に発生する名もなき雑作業』に嫌気がさし、一つのツールで全部できたら楽だなと思って作りました。自分用ですが、せっかく作ったのでシェアします。

アニメ用ストップウォッチ。音声入力にも対応しています(タイミングを計って、あとで文字入力する仕様)。

アニメ用ストップウォッチも内蔵していて、カット尺を計ってすぐプロジェクトに反映できます。ストップウォッチはまずシンプルな単体版を作った後に、内蔵機能として組み込みました。

単体版(スマホで使う用)↓

https://stopwatch.pikopon.net/

書き出し画面

書き出し画面からはVコン・絵コンテ以外にも、レイアウト用の下絵やAe向け素材、声優さん用の台本や音楽担当者向けの音楽リスト、作画スタッフ用のファイル一式も書き出せます。いちいち別のソフトを立ち上げなくていいので、時間と労力の節約になります。

実際に絵コンテを作って印刷してみましたが、なかなか綺麗にできました
無駄にカラーテーマも豊富です

思いついたことをすぐ実現できてとても楽しく、クリエイターが自力でツールを作れるすごい時代だと思いました。ぜひ使ってみて、感想などもらえたら嬉しいです。

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業(と近況)

制作中の短編企画『アニメーション作家のねこちゃん』が、文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業の創作支援プログラムに採択されました!

去年NeW NeWプログラムで揉まれながら育ててきた企画なので、本当にそのおかげだなと思っていて、良い作品になるように完成まで頑張ろうと思います。

先日、採択発表イベントと交流の場があったのですが、只者ではなさそうな面構えの方々が多くて緊張しました。NeW NeWや映画祭で会う方々はだいたいアニメーション関係者だったので、顔見知りだったりなんとなく親近感があったりしましたが、今回は本当に多様なジャンルのアーティストの方々が集まる場だったので緊張しました。

日和ってしまってあんまり初めての方とは話せなかったですが、それでも少し交流できたり、これからお世話になるアドバイザーのみなさまにご挨拶できたので良しとしました。

コンテ
レイアウト

初回面談に向けて資料を作ったり、レイアウト作業を進める日々です。

小さい面積で描いていると、スクリーンで見た時に「思ったよりデカい」みたいなギャップが発生しそうで怖いので、三分割ラインを引いて、画面内での比率を意識しつつ描いています。あとは絵画の構図の本を参考にして、「左側に重心を置くと不安な気持ちになって、右側重心だと安心する」という法則を取り入れてみたり。特撮などでも悪役はだいたい左側にいるらしく、興味深いです。

シルバーウィークにロケハンに行こうと思っていたのですが、雨予報で萎えています。秋ってこんな感じだったっけとなっています。毎日今日みたいな天気だったらいいのに。

せっかく制作中なので、こういう制作中のいろんなことを、インスタかどこかで制作日誌としてちゃんと更新していきたいなと思っています。日々いろいろと何かをやっているのですが、気付くと光のように一週間が過ぎています。

ひろしまアニメーションシーズン2026

ひろしまアニメーションシーズンに4年ぶりに参加し、NeW NeWプログラムで上映とプレゼンテーションをする機会をいただきました。

2泊3日の滞在の中で3回プレゼンがあったのですが、何度やっても人前での発表は緊張しました。でも大きなスクリーンで新作のパイロットを上映できたり、海外ゲストに企画を見ていただけたり、貴重な機会で有難かったです。

二回目の登壇のほぼ直後に英語でのプレゼンテーションがあり、あまり準備できていなかったのと英語力の衰えによりグダグダになってしまったのですが、「プロデューサー探しよりもどんどん作っていった方がいい」という感じのことを言っていただけて、本当にそうだなと思いました。

短編コンペティション2でグッと来た作品。

『何かおっしゃいました?』
ジョン・W・ラスティグ監督

人を殺めたのになぜかずっと許される話。笑いが起こる感じの作品でありつつ、最後まで許されて終わることに若干の後味の悪さがあり、ちょっと考えさせられるのが良かったです。(画像は映画祭HPからお借りしました)

他にもたくさん気になる作品やプログラムがあったのに観られなくて残念だったので、次に来られる時にはフル参加したいです。制作頑張ろう。

いま30代ぐらいの人たちが大学時代に観て感銘を受けまくったであろう、同年代のスター的存在の方々の作品が『コンテンポラリー・クラシックス』というプログラムにまとめられていて、クラシックスと呼ぶには若すぎると思いつつ、まさに自分は世代ど真ん中という感じで懐かしかったです。

映画祭期間中はゲストパーティーが毎晩開催されていたのですが、パーティーが終わって電気を消されてもなお、外のテラスで粘り続けて立ち話をする時間が好きでした。ほぼ暗闇でしたが、そんな中で普段会えない人たちと話す時間は特別感がありました。

濃い三日間

ホテルへ帰る道中、橋の下から「バッチャン、バッチャン」と大きめの水音が聞こえると思ったら、なんと川の中に親子のエイがいて驚きました。広島のタマちゃん的な存在なのでしょうか。

Claudeに相談だ

最近、遅ればせながらClaude(AI)の賢さに感心し、Geminiから乗り換えました。

朝起きてから何をしたらいいのかわからないのが悩みでしたが、Claudeがものすごく長期の予定を組んでくれるので人生の迷いが減りました。

私の迷いとして、

  1. 何をすべきか確信が持てない(特に自主制作関係)
  2. あらゆるものがそこまで面白く感じられない
  3. このブログに日記を書いて誰が読むんだという自虐的思考

の3つがあるのですが、まず1はClaudeがマネージャーのような存在になってくれたので、大きな迷いは減りました(やりたくねぇ~という別の葛藤は生まれましたが)。

そして2については、Claudeに「観てないと恥をかくレベルの名作映画リスト」を作ってもらい、とにかくたくさん観ることにしました。古すぎてしんどいものもありますが、観てよかったなと思う作品にも出会えており、今のところいい感じです。そういうテンションに持っていかないとあんまり観ないので、映画鑑賞、苦手ではあるのだと思います。

3については、そもそも、有名人以外の日記の面白さがあんまりわかっていない自分がいるなと思いました。ちまたでは”日記ブーム”というものがあるらしいですが、その流行りに乗って書かれたであろう日記本は「パン、ああ、なんてすてきな物体。食いしん坊なわたし、帰宅をまちきれずに駅のホームでぱくり。そんなわたしを、中央線の車体越しに夕日が困ったように見つめている。こんな日々よ永遠につづけと、強く、つよく、願う。」みたいな感じのものが多く(注:架空の文です)、本気かよ?と思ってしまったことと、なんか造本が洒落ているものが多いことも鼻につき、スカしてる気がして合わなかったのです。

でもそういうケッという態度は、自分の首を絞めるので控えようと思っています。そのジャンルを自分が面白いと思えていない状態だと「すごい人だから読まれているんだろう」と思い込んでしまい、自分がやっても…という思考を経て、何も作れなくなる危険があるなと思うからです。

『駐車場でアメを食べたね』スタンプ・LINE着せかえを発売しました

『駐車場でアメを食べたね』のLINE着せかえ(修正版)とスタンプを販売開始しました!

着せかえ

サンプル

販売ページはこちら【着せかえID:5635026】

https://line.me/S/shop/theme/detail?id=3b58faa8-174c-4964-b3c1-e4be7420b9ed

スタンプ

サンプル

販売ページはこちら【スタンプID:46381464】

https://line.me/S/sticker/35654724

『駐車場でアメを食べたね』お詫び壁紙を配布します

一昨日リリースした『駐車場でアメを食べたね』のLINE着せかえについて、一部のレイアウトにミスがあることが判明しました。

不具合の内容

トークルームの背景画像を透過させていなかったため、部分的に地の色が見える状態になっていました。

LINEの仕様上、販売後の画像の差し替えができなかったため販売を停止しました。確認ミスで不完全な形となってしまい申し訳ありません。

お詫びに、待ち受けやトークルーム背景に使える壁紙を無料配布します。以下よりダウンロードしてお使いください。

お祭り中止

毎年楽しみにしている『小平グリーンロード灯りまつり』に家族で行ったのですが、お祭り開始とほぼ同時にゲリラ豪雨に襲われました。傘もなく、なすすべもなく木の下に避難したのですが、容赦ない雨がだんだん木を貫通してきて、びしょびしょになりました。

市内のあちこちの公園に手作りの行灯が並ぶ、とても夏を感じられるローカルイベントなのですが、せっかくの行灯も雨でベコベコになっていて切なかったです。リベンジしてほしい…

夏の近況

7月頭に富山に旅行に行きました。お目当ては日本最古の水族館、『魚津水族館』でした。そこに併設された『真珠コーナー』というお土産屋さんをSNSで知り、ものすごく味わい深そうだったのでいつか行ってみたかったのです。

館内には魚に手の角質を食べてもらえるコーナーがあって、癖になって二回やりました。いつか足の角質も食べてほしい…。

お目当ての『真珠コーナー』では、実家へのお土産やロゴキーホルダーを買いました。

そのあと、向かいにあった遊園地の『ミラージュランド』にも行こうと思っていたのですが、タクシーの運転手さんに**「観覧車には乗らない方がいいよ。中、エアコンなくて地獄だから。」**と聞かされ、じゃあいいか…と思ってやめました。入園料無料でしたが、遊園地の場合、有難みより恐怖が勝ります…。

その代わりに、姉妹館的な存在の『魚津埋没林博物館』という博物館に行きました。100年前に魚津港を作る工事をしていたら発見されたという「埋没林」と、魚津の名物不思議現象の「蜃気楼」を紹介している博物館です。

巨大な切り株がこんな感じで、上からも水中からも見られるような形で展示されていました。展示室はひんやりしていて、切り株からはたまにポコポコと泡が出ていて不思議でした。映像も見られたり、岩石などを触って楽しめるコーナーなどもあって行ってよかったです。

途中で娘が寝たので、併設されたカフェで休憩しました。フルーツを丸ごと使ったケーキがあって、桃のを食べたのですがとてもおいしかったです。

新しいプラグインとLINEスタンプ進捗

最近『KO BandFill』というプラグインを購入したので遊んでみました。不穏な感じの背景に使えそうです。

大きな文具店に行きたい欲が湧いてきたので、昨日は一人で街に繰り出しました。ラーメンを食べたり、文具を沢山買ったりして楽しかったです。いい感じのペンもゲットしたので、それを使って『駐車場でアメを食べたね』のLINEスタンプを制作中です。

デジタルで清書しようかなとも思ったのですが、アナログの方が勢いで一気に描けるので速く、そして楽しいです。今週中に全部描いて申請まで進めたいと思います。完成したらぜひポチっていただけたら嬉しいです。

NHK『はにわなダンス』アニメーションを担当しました

NHK『おかあさんといっしょ』7月の月歌『はにわなダンス』の絵コンテ・衣装原案・アニメーションを担当しました。

ノリノリな曲に合わせて沢山のはにわを描けて楽しかったです!はにわや探検隊になったお兄さんお姉さんのダンスや表情もかわいくて、とっても楽しいクリップに仕上がっています。

1ヶ月間毎日放送されるので、早起きした際にはぜひご覧ください┌|∵|┘

▼ 放送スケジュール
NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』

【月曜〜土曜】午前 7:45
【月曜〜金曜】午後 6:00(再放送)
【土曜のみ】 午後 5:00(再放送)

おかあさんといっしょの最新情報 - NHK

台風

嵐のラストライブのアーカイブを観ようと思ったのですが、まだ配信が始まっていませんでした。私の青春には嵐とイナズマイレブンがありました。予備校から帰って実家のテレビでひたすら妹と観ていたなという遠い日の思い出です。

去年から始めた美容で2番目ぐらいにやってよかったことが「歯のホワイトニング」なのですが、歯科医院で購入したホワイトニングジェルを使い切ったので、『ブライトアップ』というアメリカ製ジェルを個人輸入してみました。以前使っていた『オパールエッセンス』よりもコスパは良いものの、粘度が低く、歯茎に流れてビリビリ痛かったです。歯茎が死にかけのETみたいな色になりましたがすぐ治りました。

自分比でちょびっと白いなというぐらいですが、白い壁をバックに写真に写ったときに「歯黄色いな~」と思わなくなったので満足しています。

去年手掛けたクライアントワークを映画祭のコミッション部門に応募したのですが、落選してしまってしばらくへこんでいました。世の中には納期を守り、クライアントを喜ばせ、さらに芸術的強度も兼ね備えた作品を作っている方々がいるのを思うと「自分は描くのが速いだけなんじゃないか」とか「映画祭でアニメーションを観るのは好きだけど、普段観たり読んでいるものは俗なものが多いし、本来芸術とは程遠い人間なのではないか」…などと考えてしまいます。

たまに素敵なことが起きたりもするのでいいじゃないかと思いつつ、ダメだったときはやはり悔しいです。でも試合中に痛がりまくるサッカー選手のように落胆などを表に出していったほうが予後がいいと思うのでそうします。

仕事や制作など優先順位の高いタスクを一生懸命やっていると勉強がおろそかになるのをどうにかしたいです。先日、スウェーデン人のアニメーターの友人が兄弟で来日していて、昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭ぶりに少しだけ会えたのですが、毎日アプリで短時間勉強しているだけでは全然英語が上達してませんでした。もっと脳の筋肉を使うトレーニングをしていないと文法とかが出てこないです。

友人は仕事の関係で毎年アヌシーに行っているらしく「もう行きたくない…」と言っていましたが、私は「作品を成功させて絶対にまた行くぞ」という気合いで生きているので、ちょっとうらやましくなりました。EU内ならビザの心配をせずに色々な国に住めるのもいいな~と思ったし、TVPaintを使っている人がたくさんいそうなのもうらやましいです。

ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター

ジュリアン・グランダー監督の長編『ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター 』の先行試写会にお誘いいただき、行ってきました。

ダルダルした青春が見ていて心地良く、小さい神様たち(宇宙人かも?)が笑ってしまうほどかわいくて最高でした。Blenderで作っているらしく、溢れ出るDIY感も、作りたい気持ちを刺激されてとても良かったです。

5/22(金)より、新宿武蔵野館・渋谷ホワイトシネクイントほか全国で順次ロードショーらしいので、要チェックです!

公式ホームページ:https://bgtj-movie.com/

Blenderといえば、私も先月末からオンラインでBlender講座を受けているのですが、先生の操作が速くて追いつけず、課題もやる時間がなく、早々に落ちこぼれています…。新しい物事を頑張ってモノにするまでの学習ストレスにここ数年打ち勝てていない気がします。

でもBlenderクラスで落ちこぼれ中だからか、慣れ親しんだTVPaintで手描きアニメを作画するのがいつにも増して楽しいです。

水張り

新作の短編のパイロットフィルム制作時に、絵の具で描いた背景画のスキャンにとても苦労しました。紙が水分を含んでベコベコに波打ってしまっていたからです。

家に洋裁用の文鎮があったので、それを使ってどうにかスキャンしていました。でも、いちいち面倒だし、多少影が写りこんでしまうのは避けられませんでした。

「もういっそ水張りした方がラクかも…」とその時に強く思ったので、小さめの木製パネルを買い、先ほど水張りして試しに一枚描いてみました。非常にスキャンしやすく、パネルとして存在する姿もなんだか愛らしくていい感じでした。

ただ「絵の具でアニメを描いている人で一枚ずつ水張りしている人など多分存在しない」という事実が物語る通り、全部これでやるとなると、置き場所とコスト、手間的にまた違う大変さがあるなと思います。アニメーション1本分の木製パネルを用意するとなると、全国の世界堂を枯らす可能性があります。

あと「薄手の画用紙に原画を直接印刷して塗る」のをやってみたのですが、インクジェット印刷だと絵の具でインクが溶け出してしまいました。水分少なめでやれば大丈夫でした。でも滲んでいるのも、偶然性が生まれて悪くないなと思いました。

それはそうと、やっとパイロットフィルムが完成したので、近々掲載できればと思います!

GW

GWは三浦半島でいちご狩りしたり、文学フリマに行ったり、結婚記念日に神保町でカレーを食べたりしました。

かつては旅行に行くタイミングを世間の休みに合わせる必要はありませんでしたが、子供がいると保育園の都合(=世間の休み)に合わせざるを得ず、真正面からGWの混雑に挑んでいくのはこんなにも大変なんだと思いました。いちご好きな娘のためにいちご狩りにしたとはいえ、親のエゴで疲れさせただけだったんじゃないかとちょっと凹んだのですが、ホテルで一泊したのが楽しかったみたいで大はしゃぎしていたので良かったです。

文学フリマはずっと気になっていたイベントで、初めて行ってみました。生活をテーマにしたエッセイや日記本が多く、「〇〇な私の、ままならない生活の記録。」的なタイトルの本を見るたびに、人はみな自分の感性をかけがえのないものだと思っているけど、あんまり面白くないなと恐ろしくなりました。

カレーは雑誌に載っているようなおいしくて有名なお店に行ったのですが、夫越しに「パリパリ」という音が聞こえ、そちらを見るとなんと20代前半ぐらいの女の子が何も注文せずにコンビニおにぎりを頬張っていました。その子の友達は普通にカレーを注文して食べていて、片方が金欠なんだったらそっちの懐事情に合わせてマックとか行けばいいじゃんと思い、ちゃんとしたお店で堂々と持ち込み飲食する人がいることに衝撃を受けました。
この前、外出先で初めて「ぶつかりおじさん」に遭遇したときにも思いましたが、自分の常識からかけ離れた人と出会ったときに一人だと圧倒されてしまうので、「ヤバい人いたんだけど…」と言える人の存在は貴重だなと思いました。